マインドフルネス実践ラボ
Mindfulness Practice Lab
マインドフルネス実践ラボの目的
内なる平和で世界が満たされることに貢献すること
そのための手段の一つとして、マインドフルネスを現代人にとって
実践しやすい形で広く普及させる活動と研究を行う
マインドフルネス実践とは
「今あるありのままに気づきと優しさを保ち、その性質を学ぶことにより、自らを自由にし、かつ、内なる平和とつながるための実践法」
であると、当ラボでは定義しています。
少し分解します。
「マインドフルネス」とは一言で言うと、「気づき」です。この言葉の語源は古代インドの言語の一つ、パーリ語の「サティ」であると言われています。
そして、この「気づき」という言葉の本質を表現すると、「今あるありのままに気づきと優しさを保ち、その性質を学ぶこと」となるのです。
「今あるありのままに気づきと優しさを保つ」というのは逆に表現すると、自分の都合に合わせてコントロールしようとしない、ということでもあります。また「性質を学ぶ」というのは結果として物事の本質がわかるという意味です。
「実践」とは言葉のままです。人によっては、あるいはわたしも状況によってはここで実践という言葉ではなく、「瞑想」という言葉を使う場合もあります。この辺の言葉の使い方の違いはあまり重要ではありません。言葉はあくまで言葉であって、中身が何を指しているか、ということと、実際に実践することが最も大事です。
「内なる平和」とは、必ずしも怒りや悲しみ等のいわゆる「ネガティブ」なものがない状態ではありません。瞬間瞬間のありのままを言語や概念、価値観を越えて優しく受け入れ愛したときに自然とあらわれ、つながるものです。これは別の側面から見ると、つねに「いま幸福」であるけどそれに執着していなくて「手放せる」、とも言えます。だから「自由」でもあるのです。
そしてこのマインドフルネスを実践すると、「自らを自由にし、かつ、内なる平和とつながる」のです。
生きとし生けるものが幸福でありますように
代表 Shannon N. Smith
シャノン・ナオキ・スミス。1978年、日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、日本でアメリカ人として育つ。日本のインターナショナル/アメリカンスクールに通い、父の里帰りにアメリカへとついていく等、幼いころより多様な文化に触れる中、宗教・人種・文化を超えた平和な世界の実現に貢献したいとの思いを抱く。その衝動に突き動かされ、行動した結果、薬物中毒・自殺未遂・某カルト教団幹部をつとめる等、あらぬ方向へと進んだ時期もあったが、結果的にそこから多くの学びを得る。
広い意味での瞑想は20歳から初め、マインドフルネス瞑想とは28歳のころに出会う。内なる平和で世界が満たされることを願い、その手段の一つとしてマインドフルネスを含む広い意味での瞑想を自ら実践し、機会があれば人にも教えている。
その他:英語学習サイト及びYouTubeチャンネル Exciting-English 代表。英語を教える人・翻訳者。翻訳書としては『煮えたぎる川(TEDブックス)』がある。TEDxHimi2017スピーカー。